たんけいとう‐ぐん【単系統群】
生物の分類群で、ある単一の共通祖先から進化した子孫全体を含むもの。→側系統群 →多系統群
たんちょう‐しょうこうぐん【短腸症候群】
腸を広範囲に切除することで起こる消化不良・下痢・栄養障害などのこと。クローン病・癌(がん)・腸捻転などの手術後にみられる。SBS(short bowel syndrome)。
ターナー‐しょうこうぐん【ターナー症候群】
身体は女性であるが、第二次性徴の発達がみられず、小人症を示す病気。性染色体の異常によるもので、X染色体が1本しかない。米国の内分泌学者ターナー(H.H.Turner)が報告。
だいいちだいにさいきゅう‐しょうこうぐん【第一第二鰓弓症候群】
《first and second branchial arch syndrome》胎児期に一時的に現れ、顔や頸部の器官のもとになる鰓弓(さいきゅう)の一部に異常が生じることで、下あご・耳・口な...
だいどうみゃくえん‐しょうこうぐん【大動脈炎症候群】
高安動脈炎の旧称。平成27年(2015)の難病法施行に伴い改称。
だいり‐ミュンヒハウゼンしょうこうぐん【代理ミュンヒハウゼン症候群】
《Münchausen syndrome by proxy》ミュンヒハウゼン症候群の病態の一つ。他人の同情を引くため、自らの保護下にある子供や高齢者などをひそかに虐待し、その看護・介護に献身する...
ダウン‐しょうこうぐん【ダウン症候群】
《Down's syndrome》染色体の異常により、知能障害と特異な顔貌(がんぼう)を示す疾患。1866年に英国の医師ダウンが報告。蒙古(もうこ)症。ダウン症。
だちょう‐しょうこうぐん【駝鳥症候群】
目の前にある問題や危険を直視せず、何もしないでやりすごそうとする心の状態。米国の心理学者ワイナーによる用語。オストリッチコンプレックス。 [補説]体の大きなダチョウが、身に危険を感じた際に砂の中...
ダブリューピーダブリュー‐しょうこうぐん【WPW症候群】
《Wolff-Parkinson-White syndrome》発作性上室性頻拍の一種。心房と心室の間で電気刺激を伝える房室結節とは別に、もう一つ副伝導路(ケント束)が存在するため、房室結節とケ...
ダンピング‐しょうこうぐん【ダンピング症候群】
胃を手術で切除した患者の食後に起こる悪心(おしん)・嘔吐(おうと)・脱力感・動悸(どうき)・発汗などの一連の症状。食物が急速に小腸に移動することによる。