もみじがり【紅葉狩】
謡曲。五番目物。観世小次郎信光作。平維茂(たいらのこれもち)が戸隠山中で女に化けた鬼に紅葉狩りの宴に誘われ、命が危うくなるが、男山八幡の神助を得て本性を現した鬼を退治する。 歌舞伎舞踊。常磐...
ももきね【百岐年】
[枕]「美濃(みの)」にかかる。語義・かかり方未詳。「—美濃の国の」〈万・三二四二〉
ももじりむすめ【桃尻娘】
橋本治の小説、および同作を第1作とする小説シリーズ。著者のデビュー作。第1作は昭和52年(1977)の第29回小説現代新人賞で佳作となり、翌年刊行された。以後「その後の仁義なき桃尻娘」「無花果(...
モラトリアム【moratorium】
1 支払猶予。法令により、金銭債務の支払いを一定期間猶予させること。戦争・天災・恐慌などの非常事態に際して信用制度の崩壊を防ぎ、経済的混乱を避ける目的で行われる。 2 製造・使用・実施などの一時...
モラリスティック【moralistic】
[形動]教訓的。道徳主義の。「—な世界観」
モル【(ドイツ)Mol】
国際単位系(SI)の基本単位の一で、物質量の単位。1モルは、6.02214076×1023個の分子・原子・イオン・電子などの粒子、またはその集合体で構成された系の物質量として定義される。記号mol...
モル‐おんそくど【モル音速度】
液体中の音速度V、密度ρ、液体分子のモル質量をMとしたとき、R=V1/3M/ρで定義される量。物質に特有な定数になり、温度に依存しない。分子音速度。
モルモン‐きょう【モルモン教】
《Mormonism》末日聖徒イエス‐キリスト教会の俗称。1830年に米国のジョセフ=スミスが神の啓示を受けたとして創立した傍系的キリスト教の一派。聖書のほかに「モルモンの書」をも正典とする。初...
モレリア‐だいせいどう【モレリア大聖堂】
《Catedral de Morelia》メキシコ中西部、ミチョアカン州の都市モレリアにある大聖堂。17世紀から18世紀にかけて建造。バロック様式と新古典主義様式が混在し、高さ約70メートルの二...
もん【門】
夏目漱石の小説。明治43年(1910)発表。不義の結婚による夫婦のわびしい生活を通し、人生の深淵を描く。