かり‐おや【仮親】
1 実の親に代わって養育する人。養父母。養い親。 2 結婚・養子縁組・奉公などの際に、一時的に名義上の親となる人。親代わり。 3 未成年の子の儀礼に際し、実の親に代わって行事をつかさどる仮の親。...
カルコン【chalcone】
芳香族ケトンに属す有機化合物の一つ。狭義にはベンザルアセトフェノンと呼ばれ、天然に存在せず、ベンズアルデヒドとアセトンから合成される。広義にはその誘導体も含まれ、天然にさまざまな植物色素として存...
カルデア【Chaldea】
古代のバビロニア南部をさす地域名。旧約聖書ではバビロニアと同義に用いている。→新バビロニア王国
カルバン‐しゅぎ【カルバン主義】
カルバンの主張に基づく、キリスト教のプロテスタントの教義。聖書を最高の権威と考え、組織的な神学を樹立し、厳格な信仰生活を強調。長老派・会衆派・バプテストなどの諸教会に大きな影響を与え、さらに政治...
カルビニズム【Calvinism】
⇒カルバン主義
カレーのしみん【カレーの市民】
《原題、(ドイツ)Die Bürger von Calais》カイザーの戯曲。3幕。ロダンによる同名の彫刻に着想を得て書かれた。1917年、フランクフルトにて初演。表現主義演劇の代表的作品のひとつ。
かわ‐きり【皮切り】
1 《2が原義》物事のしはじめ。手始め。「話の—」 2 最初に据える灸(きゅう)。「商売にはかへられず—こらへて出る心」〈浄・反魂香〉
かわむら【川村】
姓氏の一。 [補説]「川村」姓の人物川村晃(かわむらあきら)川村純義(かわむらすみよし)川村多実二(かわむらたみじ)
かわゆ・い【可愛い】
[形][文]かはゆ・し[ク]《「かおは(顔映)ゆし」の音変化で、2が原義》 1 かわいい。「厭な犬だといわれるほど、尚—・い」〈二葉亭・平凡〉 2 恥ずかしい。おもはゆい。「いたく思ふままのこと...
かん【環】
1 円くめぐって終わりのない形。輪。 2 数学で、任意の元の間に二つの演算(加法・乗法)が定義され、加法について交換法則が、乗法について結合法則が、加法・乗法について分配法則が成り立つときの集合...