すいちょく‐あんていばん【垂直安定板】
航空機で、垂直尾翼の前部の固定部分。片揺れに対する安定と釣り合いを取るためのもの。
すいちょく‐びよく【垂直尾翼】
航空機の胴体後部または水平尾翼の付近に、ほぼ垂直に取り付けられ、方向の安定を与える翼。垂直安定板と方向舵(だ)とからなる。
すいへい‐あんていばん【水平安定板】
航空機で、水平尾翼の前部に固定された部分。縦揺れに対する安定と釣り合いを取るためのもの。ジェット機では可動式のものが多い。
すいへい‐びよく【水平尾翼】
航空機の胴体後部に、ほぼ水平に取り付けられ、縦の安定を与える翼。水平安定板と昇降舵とからなる。
すいめん‐こうか【水面効果】
水面の近くを飛行する航空機が、水面から受ける流体力学的な影響。自由大気中の飛行と異なり、翼が受ける揚力が大きくなる。
すずがもり【鈴ヶ森】
東京都品川区南大井付近の旧地名。慶安4年(1651)に江戸幕府が設けた刑場跡がある。
歌舞伎狂言「浮世柄比翼稲妻(うきよづかひよくのいなずま)」の鈴ヶ森の場が独立したもの。白井権八と幡随院(...
すずめ‐がた【雀形】
1 雀が翼を広げた形を丸く描いて図案化したもの。ふすま・屏風(びょうぶ)などに用いる。 2 《裏絵に1が多く用いられたところから》屏風の異称。「—たたいて雪の注進し」〈柳多留・初〉
スタビスキー‐じけん【スタビスキー事件】
1933年、フランスに起きた汚職事件。詐欺犯スタビスキー(S.A.Stavisky)が仕組んだバイヨンヌ市債不法発行事件に、現職大臣が関与していたもの。ファシズム政権樹立をはかる右翼の運動に利用...
スタント‐カイト【stunt kite】
曲芸凧(たこ)。幅約1メートルの両翼に糸が2本ついていて、その糸を操り旋回させたり、急降下させることができる。
スパン【span】
1 ある時間の幅。「10年の—で考える」 2 梁(はり)・アーチ・橋梁(きょうりょう)などの、支点柱と支点柱との間の距離。梁間(りょうかん)。径間。支間。わたり。 3 ⇒翼幅