つけ‐がろう【付家老】
江戸時代、幕府から親藩に、または大名の本家から分家に、監督や補佐としてつけておいた家老。付け人家老。付け人。
ていさく‐こくろう【定策国老】
《「定策」は臣下が天子を擁立する意》朝廷内の権力を握り天子の廃立を左右した、中国唐朝末期の宦官(かんがん)のこと。
てっぽう‐えび【鉄砲蝦】
テッポウエビ科の甲殻類。体長約5センチのエビ。浅海の砂泥底に穴を掘ってすむ。第1歩脚ははさみになるが左右で大きさが異なり、大きいほうのはさみを強く閉じて破裂音を出す。釣りの餌にする。
てなが‐えび【手長蝦/草蝦】
テナガエビ科の甲殻類。川や湖に多くみられるエビで、体長9センチくらい。第1触角は3本に分かれる。雄の第2胸脚ははさみ状で長く、体長の2倍近い。食用。つえつきえび。たなかせ。《季 夏》「—溯(のぼ...
ところ【野老】
ヤマノイモ科の蔓性(つるせい)の多年草。原野に自生。葉は心臓形で先がとがり、互生する。雌雄異株。夏、淡緑色の小花を穂状につける。根茎にひげ根が多く、これを老人のひげにたとえて野老(やろう)とよび...
とやま‐えび【富山海老】
タラバエビ科の甲殻類。体長17センチくらい。日本海からベーリング海に分布し、特に富山湾に多産。食用。
とら‐えび【虎海老】
クルマエビ科の甲殻類。体長約10センチで、アカエビに似るが、体に黒褐色の斑がある。瀬戸内海・有明海に多い。食用。
どうけつ‐えび【同穴蝦】
オトヒメエビ科のエビ。体長約15ミリ。胸脚は前方の三対がはさみ状。海綿動物のカイロウドウケツの胃腔内に、ふつう雌雄一対で生活する。
にしき‐えび【錦海老】
イセエビ科の甲殻類。浅海にすみ、イセエビに似るが大きく、体長約50センチ。体色は褐色に白斑があり、脚は白に紫褐色の横縞がある。三重県以南に分布。食用。
ぬか‐えび【糠蝦】
ヌマエビ科の甲殻類。川や沼の水草の間にすみ、体長3センチくらいで、黒褐色または青褐色。本州中部以北に分布。干しエビにする。