でんし‐こうがく【電子光学】
電界中の電子の運動が光の進み方の法則に従うところから、幾何光学での光線と類比して、電子線の反射・屈折などを考察する理論。
とうけい‐てき【統計的】
[形動]統計の上で表現されるさま。統計を基にして行われるさま。「購買層を—に考察する」
とく‐ろん【徳論】
倫理学の一部門。徳の本質・種類・実践方法などの考察を中心課題とするもの。
ないかん‐ほう【内観法】
心理学の研究方法の一。自分の心理過程をみずから観察・考察して意識的経験の知識を得ようとするもの。内省法。
ながやま‐きじゅん【永山基準】
刑罰として死刑を適用する際の判断基準。拳銃で4人を連続して殺害した永山則夫元死刑囚に対する判決で、最高裁が昭和58年(1983)に示したもので、(1)犯行の罪質、(2)動機、(3)態様(特に殺害...
にほんのなかのちょうせんぶんか【日本の中の朝鮮文化】
金達寿による評論。昭和45年(1970)から平成3年(1991)にかけて全12冊を刊行。日本各地の史跡を歴訪し、古代朝鮮からの渡来人が日本文化に与えた影響を考察する。
にんげん‐がく【人間学】
人間の本質を哲学的に研究する学問。神や宇宙に対する人間の関係あるいは身体や精神の在り方など、人間に関する考察は古くからなされてきたが、人間学という概念は近世になってからできたもので、哲学の基礎学...
にんしき‐ろん【認識論】
《(ドイツ)Erkenntnistheorie》認識の起源・本質・方法・限界などについて考察する哲学の一部門。知識論。
はやし‐フェーズ【林フェーズ】
《「林フェイズ」とも》誕生直後の原始星で、表面温度が一定のまま光度が減少する過程。主系列星に進化する前段階にあたる。昭和36年(1961)、宇宙物理学者林忠四郎が理論的考察からその存在を見出した。
び‐がく【美学】
《aesthetics》 1 美の本質、美的価値、美意識、美的現象などについて考察する学問。 2 美しさに関する独特の考え方や趣味。「男の—」 [補説]書名別項。→美学