もんだい‐げき【問題劇】
同時代的な社会問題などを提起し、これに対する観客の注意や考察を喚起する劇。イプセン・ゴールズワージー・ショーなどの戯曲に多い。
やまぐちのしおり【山口栞】
江戸後期の文法書。3巻。東条義門著。天保7年(1836)刊。主として用言の活用について考察したもの。
ろん‐こう【論考/論攷】
[名](スル)論じ考察すること。また、その書かれた文章。「近代文学を—する」
ろんりてき‐とうごろん【論理的統語論】
《logical syntax》カルナップの用語。ある言語において用いられている語や文の意味と指示対象を無視し、記号間に成立する関係を考察することによってその言語の構造を明らかにしようとする理論...
わたしがかたりはじめたかれは【私が語りはじめた彼は】
三浦しをんの長編小説。大学教授の「彼」について周囲の「私」達がそれぞれの立場から考察する連作集。平成16年(2004)刊行。翌年の第2回本屋大賞にて9位入賞。