かぎゃく‐ふりこ【可逆振(り)子】
重力加速度を測定するために考案された実体振り子。金属棒の両端付近にそれぞれ支点があり、可動式の二つのおもりを取り付けたもの。支点の位置を逆にし、可動式のおもりを移動して振動周期を同じにすることで...
カし‐おんど【カ氏温度】
1724年、ドイツの物理学者ファーレンハイトが考案した温度目盛り。氷と食塩の混合物の温度を零度、人間の体温を96度として定めたもの。これによると水の氷点は32度、沸点は212度になる。記号°F ...
カプラン‐すいしゃ【カプラン水車】
可動羽根のついたプロペラ水車。水量の変化に応じて羽根の傾斜を調節し、効率を一定に保たせるもの。1912年、オーストリアのカプラン(V.Kaplan)が考案。カプランタービン。
カミオカンデ【KAMIOKANDE】
《KAMIOKA Nucleon Decay Experiment》東京大学宇宙線研究所が神岡鉱山内に建設した素粒子観測装置。小柴昌俊が考案し、昭和58年(1983)完成、翌年より稼働。昭和62...
かめい‐ざん【亀井算】
そろばんによる割り算の一。九九を応用した、今日行われている方法。考案した百川治兵衛(ももかわじへえ)が正保2年(1645)に著した「亀井算」によって一般化した。百川算。加命算。
カラー‐コーディネーター【color coordinator】
都市空間、建築、環境、インテリア空間、ファッション、商品などの分野で、調和のとれた心地よい色彩計画を考案する人。
カリ‐きゅう【カリ球】
有機化合物に含まれる炭素の定量に用いられるガラス製の器。試料を加熱して炭素を二酸化炭素に変え、水酸化カリウム溶液で捕集する。リービッヒが考案。
カリフォルニア‐ロール【California roll】
アボカド、レタス、かにかまなどを、海苔(のり)を内側にして巻いたすし。刺身や海苔に慣れない米国人のために考案されたといわれる。カリフォルニア巻き。
カリポス‐ほう【カリポス法】
紀元前4世紀、ギリシャのカリポス(Kallippos)が考案した太陰太陽暦。太陰暦76年を1期とし、これに28回の閏年を入れて季節に合わせるもの。これによると1太陽年が365.25日となる。
カローリング【Curolling】
床面で行う、カーリングに似たスポーツ。底にローラーがついた専用の道具をストーン代わりにして滑らせる。3人一組の2チームで行い、的の中心に近づけて得点を競う。コースの調整(スイーピング)はしない。...