キンスト‐レーキ【Kunst lijk】
人体の全体または一部をかたどった、金属の支柱と紙粘土でできた人体模型。オランダ語で「人工の死体」を意味する。17世紀末にヨーロッパで作られるようになった蝋製のワックスモデルに比べ安価で丈夫なため...
ギムザ‐せんしょく【ギムザ染色】
血液標本の顕微鏡検査で用いられる染色法。エオシン、メチレンブルー、アズール色素を混合したギムザ液で染色する。ドイツのG=ギムザがマラリア病原虫の染色法として考案し、現在も用いられる。
ぎゃく‐ポーランドきほう【逆ポーランド記法】
《reverse polish notation》コンピューターのプログラムで、数式を記述するとき、演算子(オペレーター)を被演算子(オペランド)のうしろに置く記法。通常「X+Y」と書かれる数式...
クアーティー【QWERTY】
《「クワーティー」とも》コンピューターや英文タイプライターのキー配列の一。19世紀に考案されたもの。上から2段目、左から6個分のキーの文字列、Q・W・E・R・T・Yから名づけられた。クアーティー...
クノープ‐えき【クノープ液】
《Knop》植物培養液の一。生育に必要な無機塩類を水に溶かしたもので、水耕法などに使用。ドイツの化学者クノープが考案。
くみあわせさいてきか‐もんだい【組(み)合(わ)せ最適化問題】
コンピューターの計算理論における組み合わせ論的な最適化問題の総称。計算量が過度に増加する組み合わせ爆発を起こさぬよう、さまざまな計算手法が考案されている。また一部の問題については、現行の量子コン...
クライン‐の‐つぼ【クラインの壺】
二つのメビウスの帯を境界線に沿ってはり合わせるとできる、境界がなく表裏の区別もない閉曲面。三次元空間では実現せず、模型図によって示される。ドイツの数学者フェリックス=クラインによって考案された。...
クーンズ‐しょう【クーンズ賞】
《Coons Award》米国SIGGRAPH(シーグラフ)が隔年で授与する、コンピューターグラフィックス分野に貢献した研究者を称える賞。過去にベジェ曲線を考案したピエール=ベジェ、ラジオシティ...
グリース‐しやく【グリース試薬】
亜硝酸または亜硝酸イオンの検出に用いられる試薬。微量の亜硝酸イオンと反応し、赤色を呈する。ドイツ出身の科学者ヨハン=グリースが考案。
グーグル‐カードボード【Google Cardboard】
米国グーグル社が考案したヘッドマウントディスプレー。厚紙にレンズをはめ込んだもので、バーチャルリアリティー(VR)用アプリをインストールしたスマートホンと組み合わせて使用する。