ねんぶん‐どしゃ【年分度者】
平安時代、毎年、一定数を限って出家を許された者。初期には、試験に及第した者を各宗に割り当て、教義を学ばせた。年分学生。年分者。
のうぎょう‐しゃ【農業者】
農業に従事している人。→認定農業者
のうこうせっしょく‐しゃ【濃厚接触者】
《close contact》感染症と確定された患者や、感染症などの疑いがある有症者に直接触れたり、屋内等で長時間の接触があったりした人。定義は感染症により異なる。高危険接触者。
のう‐しゃ【能者】
1 《「のうじゃ」とも》才能のすぐれた人。物事に堪能な人。 2 能役者。「まことに得たらん—ならば」〈花伝・一〉
のうぜい‐しゃ【納税者】
法人税・所得税などの税金を納めている人。納税義務者。タックスペイヤー。
のう‐やくしゃ【能役者】
能楽を演じることを職業とする者。シテ方・ワキ方・狂言方・囃子(はやし)方の専門に分かれている。能楽師。
のうらく‐もの【能楽者】
のらくらもの。なまけもの。のうらくじん。「弥次郎兵衛(やじろべい)といふ—」〈滑・膝栗毛・初〉
のけ‐もの【除け者】
仲間から遠ざけられた者。仲間はずれ。「みんなから—にされる」
のさ‐もの【のさ者】
のんき者。また、横着者。怠け者。「源三といふ—を遣(つか)はしたれば」〈義経記・四〉
のぶれ‐ば【陳者】
[連語]《動詞「の(述)ぶ」の已然形+接続助詞「ば」》申し上げますが。さて。候文(そうろうぶん)などの手紙で、時候のあいさつの次、本文の書き出しに用いる。「—この度新社屋完成に当たり」