こし‐だか【越高】
江戸時代、ある村において他村の農民が開発または入作した耕地の石高(こくだか)を他村の村高に組み入れること。
こん‐さく【混作】
[名](スル)同一の耕地に2種以上の農作物を同時に栽培すること。
さいみ‐だけ【細見竹】
江戸時代の検地用具の一。頭部に藁(わら)束をつけた竹ざおで、測量する耕地の四隅に立てて目標とした。
さくもつ‐とうけい【作物統計】
耕地および作物の生産に関する実態の把握を目的とする、国の基幹統計。農林水産省が作物統計調査を行って作成する。 [補説]需給の見通しや生産努力目標の策定、生産振興事業の実施、共済事業の運営など農業...
さくもつ‐とうけいちょうさ【作物統計調査】
作物統計を作成するために、農林水産省が行う基幹統計調査。田畑別の耕地面積や各農作物の作付面積を調べる面積調査、水稲の作柄概況・予想収穫量や各作物の収穫量を調べる作況調査、災害等の被害を受けた耕地...
さんぽしき‐のうぎょう【三圃式農業】
農地を3分し、冬畑・夏畑・休耕地とし、年々順次交替させて行う作付け方式。地力の消耗を防ぐことを目的とする。中世ヨーロッパで一般的であった。
さんもう‐さく【三毛作】
同じ耕地で1年間に3種の作物を次々に栽培すること。
さん‐ろん【山論】
山野の境界・利用をめぐる村落間の争論。江戸時代に頻発し、耕地開発の進展による、山野を供給源とする刈り敷き・秣(まぐさ)などの肥料の不足から生じる場合が多い。やまろん。
ざい‐け【在家】
1 出家せずに、普通の生活をしながら仏教に帰依すること。また、その人。在俗。⇔出家。 2 いなかの家。ざいか。「—の育ち」 3 中世、荘園・公領で、農民と耕地とを一体のものとして賦課の対象とした...
ざっ‐そう【雑草】
1 自然に生えるいろいろな草。また、名も知らない雑多な草。 2 農耕地や庭などで、栽培目的の植物以外の草。 3 生命力・生活力が強いことのたとえ。「—のようなしたたかさ」