こう【耕】
[音]コウ(カウ)(漢) [訓]たがやす [学習漢字]5年 1 たがやす。「耕耘(こううん)・耕作・耕地/休耕・深耕・農耕」 2 働いて生活の資を得る。「舌耕・筆耕」 [名のり]おさむ・つとむ・やす
こう‐うん【耕耘】
《「耘」は草を刈る意》田畑を耕し、雑草を取り去ること。耕して作物を作ること。
こううん‐き【耕耘機/耕運機】
田畑の土をすき返しながら砕く農業機械。
こううんきこう【耕雲紀行】
室町時代の紀行文。1冊。花山院長親著。応永25年(1418)、足利義持の伊勢参宮に随行した筆者が紀行文の形にまとめ、応永26年(1419)献上したもの。
こううんくでん【耕雲口伝】
室町時代の歌論書。1巻。花山院長親著。応永15年(1408)成立。
こううん‐じ【耕雲寺】
新潟県村上市門前にある曹洞宗の寺。山号は霊樹山。応永元年(1394)傑堂能勝によって開創。勧請開山は梅山聞本。
こううんせんしゅ【耕雲千首】
南北朝時代の和歌集。天授2年(1376)の長慶天皇の勅命により、翌天授3年(1377)に花山院長親が詠進した。天授千首(千首和歌)の一つ。
こう‐か【耕稼】
土地を耕して農作物を作ること。耕作。「—の法を教え」〈柳河春三編・万国新話〉
こうかしゅんじゅう【耕稼春秋】
江戸時代の農学書。7巻。加賀の人、土屋又三郎著。宝永4年(1707)成立。著者みずからの経験に基づいて、加賀地方の農業・農具について詳述したもの。
こう‐き【耕起】
畑に種をまいたり田に苗を植えたりする前に、鋤あるいは耕耘機(こううんき)・トラクターなどを用いて作土を掘り起し、土壌を反転・攪拌すること。