こくぶん‐にじ【国分尼寺】
天平13年(741)聖武天皇の勅願により、国分寺とともに国ごとに建立された尼寺。奈良の法華寺を総国分尼寺とする。正式には法華滅罪之寺という。
ココナツ‐アイランド【Coconut Island】
ハワイ島東部の都市ヒロのリリウオカラニ公園沖合にある小島。本島と歩道橋で結ばれる。ハワイ語ではモクオラ(命の島)とよばれ、かつての聖地で、病気が治るなどの伝承が残る。
コシツェ【Košice】
スロバキア東部の工業都市。首都ブラチスラバに次ぐ同国第2の規模をもつ。コシツェ盆地に位置し、ホルナート川に沿う。14世紀から15世紀にかけて、ハンガリー王国のもと、交易、金細工、織物業などで栄え...
コシャリン【Koszalin】
ポーランド北西部の都市。バルト海沿岸に位置する。周囲に農地が広がり、食品加工業、農業機械工業などが盛ん。旧市街にはゴシック様式による赤煉瓦造りの大聖堂をはじめ、13世紀から14世紀頃の古い建物が多い。
こしょうジャンドサントレ【小姓ジャン・ド・サントレ】
《原題、(フランス)Petit Jean de Saintré》ラサルの散文物語。1456年頃の作。中世末期の若い騎士と聖職者との、貴婦人を巡る恋のさやあてを描く。
古人(こじん)の糟粕(そうはく)
《「荘子」天道から。「糟粕」は酒かすの意》聖人の残した言葉や文章。聖人の道は言葉で伝え尽くすことはできず、書物に残された聖人の言葉は酒かすのようなものであるということ。
コス【Kos/Κως】
ギリシャ東部、エーゲ海に浮かぶコス島の北東岸にある港町。同島の中心地。14世紀から16世紀にかけて聖ヨハネ騎士団が建造した城塞があるほか、古代ローマ時代の神殿、劇場、住宅跡が残っている。
コスピークワ【Cospicua】
マルタの首都バレッタ南東部にある町。マルタ島東部に位置し、グランド港を挟んでバレッタの対岸に位置する。マルタ騎士団が築いた二重の城壁に囲まれる。旧称はボルムラ(バームラ)で、1565年のオスマン...
こ‐だま【木霊/谺/木魂】
[名](スル)《近世初めまでは「こたま」》 1 樹木に宿る精霊。木の精。「—が攫(さら)うぜ、昼間だって容赦はねえよ」〈鏡花・高野聖〉 2 《1がこたえるものと考えたところから》声や音が山や谷な...
コチャバンバ‐だいせいどう【コチャバンバ大聖堂】
《Catedral Metropolitana San Sebastián》ボリビア中部の都市コチャバンバの市街中心部にある大聖堂。九月十四日広場に面する。16世紀に建造。18世紀に再建され、先...