ぎ‐しゅう【蟻集/蟻聚】
[名](スル)アリのように数多く群がり集まること。「内外の男女、—蠭屯(ほうちゅん)して」〈織田訳・花柳春話〉
ぎょう‐しゅう【凝集/凝聚】
[名](スル) 1 散らばったりしていたものが、一つに集まり固まること。「勢力を—させる」 2 原子・分子・イオンなどが、互いの間の引力によって集合する現象。 3 コロイド粒子が集まって、より大...
ぐん‐しゅう【群集/群聚】
[名](スル) 1 人が多く群がり集まること。また、その集まった人々。ぐんじゅ。むれ。「やじ馬が—する」 2 社会学で、多数の人々が共通の関心のもとに、一時的に集合した非組織的な集団。衝動的に行...
げいもんるいじゅう【芸文類聚】
中国の類書。100巻。唐の高祖(李淵)の勅命で、欧陽詢(おうようじゅん)らが撰。624年成立。天・歳時・地・山などの46部に物事を分類し、それぞれに関連する詩文を配したもの。日本にも早くから伝わ...
しゃく‐じゅ【積聚】
さしこみ。また、癇癪(かんしゃく)。癪(しゃく)。「腫物、—ははりをさす」〈仮・尤の双紙〉
しゅう【聚】
[音]シュウ(慣) ジュ(呉) [訓]あつまる あつめる 1 多くのものを一所に集める。あつまる。「聚斂(しゅうれん)/類聚(るいじゅう・るいじゅ)」 2 家の集まった所。「聚落(しゅうらく)・...
しょう‐しゅ【嘯聚】
[名](スル)人々を呼び集めること。また、呼びあって集まること。嘯集(しょうしゅう)。「且土蛮の—する所、鬼魅の蠭屯(ほうとん)する所」〈東海散士・佳人之奇遇〉
しょうじょう‐しゅ【正定聚】
必ず仏となることの決まった聖者。不退転の菩薩(ぼさつ)たち。真宗では、他力真実の信心を得た者をいう。
じぶんるいしゅう【事文類聚】
中国の類書。170巻。宋の祝穆(しゅくぼく)編。1246年成立。「芸文類聚」の体裁に倣い、古典の事物・詩文などを分類したもの。のちに元の富大用が新集36巻・外集15巻を、祝淵が遺集15巻を追加し...
じゅ【就/聚】
〈就〉⇒しゅう 〈聚〉⇒しゅう