でん‐ぶん【伝聞】
[名](スル) 1 人から伝え聞くこと。また、その内容。「—するところでは」 2 文法で、人から伝え聞いたことを述べる言い方。動詞に、口語では助動詞「そうだ」、文語では助動詞「なり」を付けて言い表す。
と・う【問う】
[動ワ五(ハ四)] 1 わからないことやはっきりしないことを人に聞く。また、相手の考えを知ろうとして、ある事をたずねる。多くの人に判断を求める。質問する。「安否を—・う」「真意を—・う」「選挙で...
問(と)うは一旦(いったん)の恥(はじ)問(と)わぬは末代(まつだい)の恥(はじ)
「聞くは一時(いっとき)の恥、聞かぬは末代の恥」に同じ。
とお‐やまざと【遠山里】
遠くの山里。都から遠い山里。「めづらしく今日聞く声をほととぎす—は耳なれぬらむ」〈赤染衛門集〉
と‐か‐や
[連語]《格助詞「と」+係助詞「か」+間投助詞「や」》 1 他から伝え聞くなど、不確かであることを表す。 ㋐文中用法。…とかいう物・事・人・所の意を表す。「一言芳談—名づけたる草子を見侍りしに」...
ところが
[接]《接続助詞「ところが」から》前の事柄から予想されるものと相反する内容を導く。そうであるのに。しかるに。「評判はあまりよくなかったんだ。—見ると聞くとでは大違いだったよ」
とど・める【止める/留める/停める】
[動マ下一][文]とど・む[マ下二] 1 移動させないで、元の所にいさせる。おさえて行かせないようにする。さしとめる。「帰ろうとする客を—・める」「足を—・める」 2 元の形のままで、あとに残す...
と・める【止める/留める/停める】
[動マ下一][文]と・む[マ下二] 1 動いているものを動かないようにする。「タクシーを—・める」「文章を書く手を—・める」 2 継続しているものを続かなくさせる。とだえさせる。「息を—・める」...
とり‐しば・る【取(り)縛る】
[動ラ五(四)]にぎりしめる。かたくにぎる。「恰も…戦場の報知を聞く心地で、細腕を—・りつつ」〈蘆花・思出の記〉
ど
[接助]活用語の已然形に付く。 1 逆接の確定条件を表す。…が、しかし。…けれども。「さばかりおぼしたれ—、限りこそありけれ」〈源・桐壺〉 2 上の事柄を受け、それを条件として予想されることに反...