みみ‐あたらし・い【耳新しい】
[形][文]みみあたら・し[シク]初めて聞くことである。初耳である。「—・い外来語」
耳(みみ)が痛(いた)・い
他人の言葉が自分の弱点をついていて、聞くのがつらい。「親友の忠告を聞くのは—・い」
みみ‐き・く【耳聞く】
[動カ四]耳が聞こえる。また、聞く能力がすぐれている。「—・かぬ者はえ聞かねども、光を尋ねて参り」〈栄花・御裳着〉
みみ‐ぐるし・い【耳苦しい】
[形][文]みみぐる・し[シク]聞くにたえない。聞き苦しい。「お—・い話で恐縮です」
耳(みみ)留(と)・む
注意して聞く。聞いて心にとめる。「何となく言の葉ごとに—・めて」〈右京大夫集〉
みみ‐どくしょ【耳読書】
オーディオブックなどを利用して、書籍の朗読を聞くこと。
耳(みみ)に◦する
聞く。耳に入ってくる。「気になる話を—◦する」
耳(みみ)に留(と)・める
注意して聞く。聞いて記憶に残す。「先輩のアドバイスを—・める」
耳(みみ)に挟(はさ)・む
ちらっと聞く。ふと耳に入る。小耳にはさむ。「妙なうわさを—・む」
みみ‐はゆ・し【耳映ゆし】
[形ク]聞くにたえない。「汝が罵(ののし)りだて—・し」〈盛衰記・四二〉