きょ‐ぶん【虚聞】
1 事実無根のうわさ。虚説。「—に惑わされる」 2 実力の伴わない名声。虚名。
けん‐ぶん【見聞】
[名](スル)実際に見たり聞いたりすること。また、それによって得た経験・知識。けんもん。「—を広める」「実地に—する」
けん‐もん【見聞】
[名](スル)「けんぶん(見聞)」に同じ。「人間の同情に乏しい実行も大分—したが」〈漱石・吾輩は猫である〉
こうしょく‐しんぶん【黄色新聞】
⇒イエローペーパー
こう‐ぶん【後聞】
あとで聞くこと。あとで世間の人が聞き知ること。後日のうわさ。「—によれば」
こう‐ぶん【高聞】
他人を敬って、その人が聞くことをいう語。「—に達する」
こうめいしんぶん【公明新聞】
公明党の機関紙。昭和37年(1962)創刊。
こくみんしんぶん【国民新聞】
明治23年(1890)徳富蘇峰(とくとみそほう)が創刊した日刊新聞。平民主義の立場から、しだいに国家主義に転じた。昭和17年(1942)「都(みやこ)新聞」と合併し、「東京新聞」となった。
こ‐しんぶん【小新聞】
1 明治前期に発行された小さな紙面の新聞。総ふり仮名の平易な文章で、世間で起こった事件や花柳界のうわさなどを載せ、一般大衆を読者対象とした。→大(おお)新聞 2 発行部数の少ない、勢力のない新聞。
こっけい‐しんぶん【滑稽新聞】
宮武外骨発行の新聞。明治34年(1901)大阪で創刊。政治家や権力者を痛烈に風刺し庶民の人気を博するが、関係者の入獄や罰金刑を繰り返し受け、明治41年(1908)廃刊。