にく‐ジュバン【肉ジュバン】
演劇、特に歌舞伎で、役者が肌を現すときに用いる、肌にぴったり合った肉色のジュバン。刺青を描いたものや、肥満体にみせるために綿を入れたものなどもある。肉ジバン。
にく‐じゅよう【肉蓯蓉】
植物オニクに近縁の中国産のホンオニクを乾燥したもの。漢方で強壮薬とする。にくしょうよう。
にく‐じょう【肉情】
異性に対して感じる肉体的な欲望。性的な欲情。
にく‐じん【肉陣】
「肉障(にくしょう)」に同じ。
にく‐すい【肉垂】
鳥の頰(ほお)や顎(あご)の辺りに垂れ下がる肉質の塊。肉垂れ。
にくすい‐かじょ【肉穂花序】
穂状花序の特殊化したもの。多肉な花軸の周囲に柄のない花が多数密生するもの。仏炎苞(ぶつえんほう)をもつ。テンナンショウ・ミズバショウなどにみられる。
にく‐ずく【肉豆蔲】
ニクズク科の常緑高木。葉は長楕円形で革質。雌雄異株。実は洋なし状で、果皮内に、紅色をした肉質で網状の仮種皮に包まれた1個の種子がある。種子をナツメグ、仮種皮をメースといい、香辛料として用いる。モ...
にくずく‐ゆ【肉豆蔲油】
ニクズクの実を蒸留して採った油。淡黄色で芳香があり、薬用・食品香料とする。
にく‐せい【肉声】
1 マイクや電話のような機械を通した声に対し、人ののどから出るなまの声。「—でも聞こえる広さの部屋」 2 人工的に作り出された音声に対し、人が出す声。「—による車内放送」
にく‐せいひん【肉製品】
鳥獣の肉からつくった食品の総称。