あんこう‐の‐つるしぎり【鮟鱇の吊るし切り】
鮟鱇のおろし方。下顎(したあご)に鉤(かぎ)を通してつるし、口から水を入れておいて、皮をはぎ、肉をそぎ、はらわたを取り、骨を切る。全体にやわらかく、包丁を入れにくいために行う。
あんこく‐ぶとう【暗黒舞踏】
現代舞踏の一。土方巽(ひじかたたつみ)が昭和30年代に確立。民俗的・肉体的な題材が多く用いられ、多くの芸術家に影響を与えた。
アンセリン【anserine】
脊椎動物の筋肉中に含まれるペプチドの一種。β-アラニンとメチルヒスチジンという二つのアミノ酸からなる。鳥類や大型の回遊魚の筋肉に多く分布し、筋の収縮のほか、燐酸代謝や尿酸の産生に関わりがあると考...
あんぜん‐せんげん【安全宣言】
1 市民の健全な生活の維持を損なうおそれのある状況から脱して安全になったと国や自治体などが発表すること。「食肉の—を出す」 2 事故のない安全な作業所、社会の実現を誓う文書や標語の類。「労使協調...
アンチック【(フランス)antique】
1 活字書体の一。かな文字に用いる肉太のもの。ゴシック体よりも柔らかみがある。欧文活字では線の太さが一様で小突起のある書体をいう。アンチック体。 2 ⇒アンティーク
アンデス‐メロン
日本で育成されたハウスメロンの一種。果皮は緑色で網目が入る。果肉も緑色で甘くて香りがある。 [補説]「安心して栽培でき、安心して食べられる」という意味の「安心です」を縮めて「アンデス」と名づけた...
アントレ【(フランス)entrée】
正式の西洋料理で、魚料理の次に、肉料理が2種出る場合の、初めの肉料理。また、一般に、肉料理をいう。
アンドゥイエット【(フランス)andouillette】
フランスの肉料理の一。豚などの腸や胃を塩や香辛料とともに詰めたソーセージ。焼いて食べる。アンドゥイユ。
アンドロメダ‐ぎんが【アンドロメダ銀河】
アンドロメダ座にある渦巻き銀河。晴れた暗い夜には肉眼でも見える。直径22〜26万光年、距離230万光年、銀河系と同等の規模をもつ。最も銀河系に近い銀河。アンドロメダ星雲。
アンブレラ‐しゅ【アンブレラ種】
大型の肉食哺乳類や猛禽類など、ある地域の食物連鎖の頂点に位置する種。生存のために広大な生息地が必要で、保全生態学の観点からは、その種の保護は下位の種もあわせた生態系の保全につながる。傘種。