たま‐の‐はだ【玉の肌】
玉のように美しい肌。主に女性のなめらかな肌をほめていう語。たまはだ。
てっか‐はだ【鉄火肌】
勇敢ではげしい気性。また、その人。多く、女性についていう。伝法肌。「—の女将(おかみ)」
てんさい‐はだ【天才肌】
1 天才かと思うほどに人並み優れた能力を持っていること。また、その人。「—の技術者」 2 人に天才かと思わせるような雰囲気を持っていること。天才であるかのように振る舞うこと。また、その人。「芸能...
でんぽう‐はだ【伝法肌】
威勢のよいのを好む気性。勇み肌。特に、女性にいう。
とり‐はだ【鳥肌】
1 皮膚が、羽をむしり取った鳥の皮のようにぶつぶつになる現象。また、その肌。寒さや恐怖などによって立毛筋が収縮し毛が立って起こる。粟(あわ)はだ。「—が立つ」 2 ざらざらしている皮膚。鮫肌(さ...
なべ‐はだ【鍋肌】
鍋の内側の側面。特に、入れた食材が触れていない部分のこと。
なまず‐はだ【癜肌】
なまずのできている肌。
なまず‐はだ【鯰肌】
「澄肌(すみはだ)」に同じ。
にい‐はだ【新肌】
男女が初めて接し合う肌。「馬柵(うませ)越し麦食(は)む駒のはつはつに—触れし児ろしかなしも」〈万・三五三七〉
にき‐はだ【和肌/柔膚】
柔らかな肌。やわはだ。にこはだ。「夫(つま)の命(みこと)のたたなづく—すらを剣大刀(つるぎたち)身に副(そ)へ寝ねば」〈万・一九四〉