にょらい‐はだ【如来肌】
1 肉づきがよく滑らかで温かい肌。「端傾城—とや申すらん/正察」〈六日飛脚〉 2 人の体温で温められていること。「きやつが寝たあとを探ってみたれば、—な程に、遠くへは行くまい」〈虎明狂・磁石〉
ねんれい‐はだ【年齢肌】
年齢を重ねた肌。特に、加齢に伴う変化が表れた肌のこと。
はだ【肌/膚】
1 人のからだを覆う表皮。皮膚。はだえ。「—を刺す寒気」 2 物の表皮。「木の—」「山—」 3 気質。気性。「研究者—」「—が合わない友達」
はだ‐え【肌/膚】
皮膚。はだ。「肉(しし)つきの豊な、ふっくりとした—」〈鏡花・高野聖〉
はぶたえ‐はだ【羽二重肌】
羽二重のように、きめが細かく、色白で滑らかな肌。餅(もち)肌。
ひき‐はだ【蟇肌/引き膚】
1 「蟇肌革」の略。 2 蟇肌革で作った刀の鞘袋(さやぶくろ)。「道中着る物を脱ぎかへ、—取り捨て」〈浮・永代蔵・二〉
ひと‐はだ【人肌/人膚】
人のはだ。また、それくらいの温かさ。「酒の燗(かん)は—がいい」
び‐き【美肌】
美しいはだ。びはだ。
び‐はだ【美肌/美膚】
色つやの美しい肌。また、肌を美しくすること。「—作用のある温泉」
びんかん‐はだ【敏感肌】
外部からの刺激の影響を受けやすい状態の肌。かゆみを感じたり、肌に赤みが出たりすることもあるが、医学的には明確に定義されていない。