あえ‐もの【肖え者】
1 感化されて似ているもの。「妙法寺の別当大徳(だいとこ)の、産屋(うぶや)に侍りける、—となむ嘆き侍りたうびし」〈源・常夏〉 2 似せたいと思うもの。あやかりもの。手本。「年ごろ持たせ給へりけ...
あやかり‐しょうひん【肖り商品】
有名人・キャラクター・名所や、話題となっている出来事に関連した商品。「定額給付金—」「坂本竜馬—」
あやかり‐しょうほう【肖り商法】
⇒便乗商法
あやかり‐もの【肖り者】
他の人があやかりたいと思うほどの幸せな人。また、同じ果報にめぐりあった幸せ者。
あやか・る【肖る】
[動ラ五(四)] 1 影響を受けて同様の状態になる。感化されてそれと同じようになる。ふつう、よい状態になりたい意に用いられる。「彼の幸運に—・りたい」 2 影響を受けて変化する。動揺する。「風速...
あ・ゆ【肖ゆ】
[動ヤ下二]似る。あやかる。「長き契りにぞ—・えまし」〈源・帚木〉
しょう【肖】
[常用漢字] [音]ショウ(セウ)(呉)(漢) [訓]にる あやかる もとのものに似る。似せる。「肖似・肖像/不肖」 [名のり]あえ・あゆ・あれ・すえ・たか・のり・ゆき
しょう‐じ【肖似】
[名](スル)よく似ていること。酷似。「少なくも—していると多数の人に思わせるような何物か」〈寅彦・量的と質的と統計的と〉
しょう‐ぞう【肖像】
人の姿や顔を写した絵・写真・彫刻などの像。
しょうぞう‐が【肖像画】
特定の人物の肖像を描いた絵。