こ‐りつ【股栗/股慄】
[名](スル)恐ろしさに足がふるえること。「漁夫は此時—して走り避ることさえも得ならず」〈永峰秀樹訳・暴夜物語〉
また【股/胯/叉】
1 一つのもとから二つ以上に分かれている所。また、そうなっているもの。「木の—」「二—ソケット」 2 胴から足が分かれている所。また、ズボン・パンツなどのその部分にもいう。
また‐がみ【股上】
ズボン・袴(はかま)などの、股の分かれ目より上の部分。また、その丈。⇔股下。
また‐ぎ【叉木/股木】
1 ふたまたになっている木。 2 (股木)生け花で用いる、股の形をした花配り。
また‐ぐら【股座/胯座】
両ももの間。股間(こかん)。また。「—をくぐる」
またぐら‐ごうやく【股座膏薬】
「内股膏薬(うちまたごうやく)」に同じ。
また‐ぐわ【股鍬】
土を掘り起こす部分が2本以上に分かれている鍬。くまでぐわ。
また‐した【股下】
ズボン・袴(はかま)などの、股の分かれ目から裾口までの部分。また、その丈。⇔股上(またがみ)。
また‐ずれ【股擦れ】
股の内側が歩くたびにこすれて、皮膚がすりむけること。また、その患部。
また‐たび【股旅】
博徒(ばくと)・芸人などが諸国を股にかけて旅をして歩くこと。