かた‐あがり【肩上(が)り】
書いた文字の右側が上がっていること。⇔肩下がり。
かた‐あげ【肩上げ/肩揚げ】
[名](スル)子供の着物を大きめに仕立て、肩山の所で縫い上げて、成長に合わせて裄丈(ゆきたけ)を短くすること。また、その縫い上げた部分。
肩上(かたあ)げが取(と)・れる
成人して、肩上げのない着物を着るようになる。子供が大人と認められる年齢に達する。肩上げが下りる。
肩上(かたあ)げを下(お)ろ・す
1 肩上げをはずして裄(ゆき)を長くする。 2 子供が成人して、肩上げのない着物を着るようになる。
わた‐がみ【肩上/綿上/綿噛】
1 鎧(よろい)や具足の胴の両肩に懸ける部分の名称。背面の押付(おしつけ)の板から両肩に続けて前の胸板の高紐(たかひも)に懸け合わせる装置。 2 頭の後ろの方。後ろ髪。「菊王が—つかんで」〈謡・摂待〉