はい‐かつりょう【肺活量】
肺に空気を深く吸い込んだのちに、吐き出すことのできる空気の全量。日本人の成年男子の平均は3000〜4000立方センチ、女子は2500〜3500立方センチ。
はいかのう‐しょう【肺化膿症】
肺が細菌の感染によって化膿したり壊死(えし)したりする病気。肺癌(はいがん)に合併して起こることが多く、高熱・悪寒・咳(せき)・痰(たん)などの症状がみられる。
はい‐かん【肺患】
肺の病気。肺病。
はい‐かん【肺肝】
1 肺臓と肝臓。 2 心の奥底。「その教訓(おしえ)を—に印しとめて」〈露伴・いさなとり〉
はい‐かんき【肺換気】
肺の換気。肺への空気の出入り。
はいかんき‐シンチ【肺換気シンチ】
⇒肺換気シンチグラフィー
はいかんき‐シンチグラフィー【肺換気シンチグラフィー】
ガス状の放射性医薬品を吸入し、肺内での分布を画像化することによって、換気機能の異常や障害を調べるシンチグラフィー検査。肺塞栓症や肺繊維症などの診断に用いられる。肺換気シンチ。肺換気シンチグラム。
はいかんき‐シンチグラム【肺換気シンチグラム】
⇒肺換気シンチグラフィー
肺肝(はいかん)を出(いだ)・す
《韓愈「柳子厚墓誌銘」から》本当の気持ちを打ち明ける。肺肝を披(ひら)く。胸襟を開く。
肺肝(はいかん)を砕(くだ)・く
《杜甫「垂老別」から》非常に苦心する。心を砕く。「事態の収拾に—・く」