い‐し【胃歯】
1 エビなどの甲殻類の胃の内面にあるキチン質の硬い突起。食物を砕く役割をする。 2 軟体動物のアメフラシなどの胃壁にある粒状体。食物を砕くと同時に、消化酵素を出す。
いしょくどうぎゃくりゅう‐しょう【胃食道逆流症】
胃酸を含む胃の内容物が食道に逆流する病気。胸やけ・呑酸などの自覚症状がある。食道の粘膜に炎症が生じる逆流性食道炎と、炎症はなく自覚症状のみの非びらん性胃食道逆流症がある。GERD(Gastroe...
い‐じゃく【胃弱】
胃の機能が衰えていること。
い‐せいけん【胃生検】
生体の胃粘膜の小片を採取し、顕微鏡で組織の状態を調べる検査法。
い‐せき【胃石】
1 ザリガニの胃の中にある、白色の円盤形の炭酸カルシウムの塊。脱皮後2、3日で体内に吸収され、外骨格形成に用いられる。古くはオクリカンキリとよび、眼病薬として用いられた。アカテガニ・ベンケイガニ...
い‐せん【胃腺】
胃の内壁の粘膜に開口する腺の総称。消化液や塩酸などを分泌。場所により胃底腺・噴門腺・幽門腺に分けられる。
い‐せんこう【胃穿孔】
胃壁に孔(あな)があくこと。胃潰瘍(いかいよう)などが悪化して起こる。胃の内容物が腹腔内に出て、激しい腹痛を起こすことも多い。
い‐せんじょう【胃洗浄】
毒物の誤飲時などに、管を口から胃まで挿入し、温水などの注入と排出を繰り返して、胃の内容物を洗い出す処置法。
い‐ちょう【胃腸】
消化器官の胃と腸。「—薬」
いちょう‐えん【胃腸炎】
胃腸が炎症を起こし、腹痛・嘔吐(おうと)・下痢などの症状を呈する病気の総称。胃腸カタル。