ふ‐しん【負薪】
たきぎを背負うこと。力仕事をすること。
ふみ‐びつ【文櫃】
書物をおさめておく櫃。また、書物を入れて背負う櫃。
へいけ‐がに【平家蟹】
ヘイケガニ科の甲殻類。甲幅2センチくらい。甲は丸みを帯びた方形で、人面状の隆起がある。歩脚の後ろ二対は短くて背面にあり、これで貝殻を背負う。日本近海、特に瀬戸内海に多く、平家の亡霊が化したという...
ママ‐コート
《(和)mamma+coat》母親が乳児を背負うときに用いるコート。身頃(みごろ)にゆとりをもたせてある。
やく‐ろう【薬籠】
1 薬箱。薬入れ。また、腰にさげる小さい薬箱。印籠(いんろう)に似た三重や四重の重ね箱もある。やろう。 2 高野聖(こうやひじり)が背負う衣類・薬品などを入れる重ね箱。
れん‐じゃく【連尺/連索】
1 物を背負うのに用いる道具。肩に当たる部分を麻縄などで幅広く編んだ荷縄や、それを木の枠に取り付けた背負い子など。 2 1で物を背負って売り歩く商人。また、行商人。 3 両肩から脇にひもをかけて...
ろう‐りょう【粮料】
食料。糧米。「—背負うて奥州へ落ちまどひし」〈平家・一一〉
わい‐が・ける【脇掛ける】
[動カ下一]《「わきがける」の音変化》ふろしき包みなどを、一方の肩から他方の脇の下にかけて斜めに背負う。「風呂敷—・け旅の僧」〈浄・千本桜〉