いそ‐ひよどり【磯鵯】
ヒタキ科イソヒヨドリ属の鳥。全長24センチくらい。雄は背面とのどが青く、腹が赤褐色、雌は全体にくすんだ灰褐色。海岸のがけや岩場にすみ、澄んだ声でさえずる。《季 夏》
いた‐おい【板笈】
修験者(しゅげんじゃ)が背負う笈の一。箱笈に対して、薄板に太い縁をつけ、荷物を結びつけるようにしたもの。縁笈(ふちおい)。
い‐たけ【居丈】
《「いだけ」とも》座っているときの背の高さ。座高。「—の高く、を背長(せなが)(=胴長)に見え給ふに」〈源・末摘花〉
いたけ‐だか【居丈高】
[形動][文][ナリ] 1 (「威丈高」とも書く)人に対して威圧的な態度をとるさま。「—に命令する」 2 座ったときの背が高いさま。「偏(かたほ)にものし給はむ人の—に髪少なにて」〈栄花・根合〉...
いたち‐うお【鼬魚】
アシロ科の海水魚。全長約60センチ。体はナマズ形で茶褐色、口に六対のひげをもち、背びれ・尾びれ・しりびれが連続している。本州中部以南の浅海にすむ。食用。
いち‐だ【一駄】
馬1頭に背負わせられる荷物。また、その分量。一駄荷。「塩—」
いち‐もんじ【一文字】
1 一つの文字。一字。 2 「一」の字のように横にまっすぐなこと。真一文字。「口を—に結ぶ」 3 わき目もふらずに物事をすること。「朋子は泥濘(ぬかるみ)の道を—に歩いて行く」〈森田草平・煤煙〉...
い‐ちょく【違勅】
[名](スル)勅命に背くこと。
いっこう‐さんぞん【一光三尊】
中尊と両脇侍(きょうじ)の三尊仏が一つの舟形光背を負う仏像の形式。法隆寺金堂釈迦三尊像などにみられる。
いっしょう‐もち【一升餅】
一升の米を使って作った餅。特に、子の満1歳の誕生日に背負わせたり、踏ませたりするものをいう。力餅。→餅負い →餅踏み