に‐ぎす【似鱚/似義須】
サケ目ニギス科の海水魚。全長約20センチ。体は細長い筒形で、目が大きく、吻(ふん)がとがり、脂びれをもつ。背側は淡青色で腹側は銀白色。干物・練り製品として利用。
にく‐ばえ【肉蠅】
双翅(そうし)目ニクバエ科の昆虫の総称。全体に灰黒色で、胸部背面に3本の縦縞、腹部背面に銀色の市松模様がある。幼虫は動物の腐肉を好む。しまばえ。
にく‐びょうぶ【肉屏風】
「肉障(にくしょう)」に同じ。「女小姓を—奢りに透間中庭の」〈浄・妹背山〉
に‐ぐら【荷鞍】
《「にくら」とも》荷馬の背に置く鞍。荷をつけるための鞍。
にげ‐かく【逃(げ)角】
工作機械のバイトやドリルなどで、刃先の背が工作物に当たらないように透かせる角度。
にげ‐きず【逃げ傷/逃げ疵】
逃げるときに背後から受けた傷。うしろきず。「人より先に逃げ、うろたへて—をしたたかに蒙り」〈仮・浮世物語・三〉
に‐ごい【似鯉】
コイ科の淡水魚。湖沼や中・下流の川底にすむ。全長約50センチ。体は細長くわずかに側扁し、口ひげは一対。背側は暗褐色で腹側は白い。食用。さい。
にしき‐べら【錦遍羅】
ベラ科の海水魚。全長約20センチ、背は緑色に紅褐色の斑紋があり、腹は藍色で紅色の縦帯が1本ある。本州中部から沖縄にかけて分布。あおべら。
にして‐は
[連語]《「にして」+係助詞「は」》…であることを考えると。…としてみれば。…では。「冬—暖かい一日だった」「小学生—背が高い」
にじ‐ます【虹鱒】
サケ科の淡水魚。全長約50センチ。体色は暗青色で背面・背びれ・尾びれに小黒点が散在し、体側に紅色の帯が縦に走る。北アメリカの原産で、日本へは明治10年(1877)以降移入、湖沼や渓流に放流され釣...