かしこまり‐だこ【畏まり胼胝】
正座することの多い人の、足のくるぶしの辺りにできるたこ。すわりだこ。
くてい【倶胝】
《(梵)koṭiの音写》仏語。数の単位で、10の7乗。1000万。億とする説もある。
しり‐だこ【尻胼胝/髀骶】
1 猿の尻の、皮が厚くて毛のない部分。 2 いつも座っているために、尻にできるたこ。
じゅんでい【准胝】
《(梵)caṇḍiの音写。清浄と訳す》「准胝観音」の略。
すわり‐だこ【座り胼胝】
いつも座っているために、足の甲やくるぶしにできるたこ。
たこ【胼胝/胝】
繰り返し圧迫を受けた皮膚の部分が角質化し厚くなったもの。骨の出っぱったところにできやすい。ペンだこや座りだこ、肘(ひじ)だこなど。べんち。「耳に—ができるほど聞かされた」
ばち‐だこ【撥胼胝】
三味線・琵琶(びわ)などをよく弾くために、撥を持つ手指にできるたこ。
ひ‐だこ【火胼胝/火斑】
火に長くあたったときに皮膚にできる、赤いまだらの模様。
べん‐ち【胼胝】
《「へんち」とも》「たこ(胼胝)」に同じ。