エピセリウム‐さいぼう【エピセリウム細胞】
マツ科植物などで樹脂を分泌する柔細胞。樹脂が流れる樹脂道を筒状に取り囲むように存在する。
えり‐さいぼう【襟細胞】
海綿動物の胃腔や繊毛室の壁にある特有の細胞。細胞体の上端に1本の鞭毛(べんもう)があり、その基部は襟とよばれ、円筒状または漏斗状をなす。鞭毛により水流を起こし、入ってきた微生物などを襟で食する。
えんすい‐さいぼう【円錐細胞】
⇒錐状体(すいじょうたい)
えんるい‐さいぼう【塩類細胞】
硬骨魚類のえらにあり、体内の余分な塩類を能動的に排出する大型の細胞。
かっしょく‐しぼうさいぼう【褐色脂肪細胞】
⇒褐色脂肪組織
かんかく‐さいぼう【感覚細胞】
一定の刺激を受容する細胞。神経の興奮に変えて大脳に伝える。刺激の種類によって、視細胞・聴細胞などとよぶ。
かん‐さいぼう【幹細胞】
《stem cell》発生の過程や、臓器・組織・器官の再生・維持の過程で、細胞を供給するもととなる母細胞のこと。自分と同じ幹細胞を作る能力と、体を作るさまざまな細胞に分化する能力とをあわせもつ、...
かん‐さいぼう【桿細胞】
⇒桿状体(かんじょうたい)
かん‐さいぼう【肝細胞】
肝臓の実質を構成する細胞。
かん‐さいぼう【間細胞】
組織中にあって、その組織の細胞群とは異なる働きをする細胞。精巣中にあって雄性ホルモンを分泌する細胞など。