きょ‐さいぼう【巨細胞】
豊富な原形質の中に1個または数十個の核が存在する、大型の細胞。複数の細胞が融合したものと、核だけが分裂して生じるものとがある。また、巨核球や破骨細胞など生理的なものと、さまざまな病気に伴って出現...
キラー‐さいぼう【キラー細胞】
抗体の存在下で標的とする細胞を攻撃する細胞。ウイルス感染細胞などを傷害するキラーT細胞や、腫瘍(しゅよう)細胞を破壊するナチュラルキラー細胞など。K細胞。
キラー‐ティーさいぼう【キラーT細胞】
《killer T cell》リンパ球の一種。癌(がん)細胞やウイルスに感染した細胞を攻撃する、細胞性免疫の主役。→T細胞
きんえいせい‐さいぼう【筋衛星細胞】
骨格筋の再生能を担う前駆細胞。筋繊維周辺に存在し、筋細胞が損傷したときに分化・増殖して筋肉組織を再生する。筋サテライト細胞。
きんが‐さいぼう【筋芽細胞】
《myoblast》増殖して筋肉となる細胞。培養できる。
きん‐さいぼう【筋細胞】
動物体の筋肉組織を形成する収縮性のある細胞。細長い紡錘状または線維状を示すので、筋線維ともよぶ。筋肉細胞。
きんサテライト‐さいぼう【筋サテライト細胞】
⇒筋衛星細胞
くう‐ほう【空胞】
⇒液胞(えきほう)
グラーフ‐ろほう【グラーフ濾胞】
哺乳類の卵巣内の、成熟した卵胞(らんぽう)。卵胞の中で卵が一方に寄り、卵胞液が満ちて大きくなったもの。卵胞が破れると排卵となる。オランダの解剖学者グラーフ(Reinier de Graaf)が発...
グリア‐さいぼう【グリア細胞】
《neuroglia》神経膠細胞(しんけいこうさいぼう)の異称。