ちゅう【宙】
1 そら。大空。また、地面から離れた所。空中。「胴上げでからだが—に舞う」 2 そらで覚えていること。暗記していること。「小説の一節を—で言う」
ちゅう‐ざお【中棹】
三味線の種類の一。棹の太さによって3種に分けたうちの中間のもの。胴の大きさ、弦の太さ、音量なども中程度。清元節・常磐津(ときわず)節・地歌などに用いる。→太棹(ふとざお) →細棹(ほそざお)
ちゅう‐どう【中胴】
1 弓道の胴造り(矢を射る前の姿勢づくり)で、上体が揺らがず正しく立っている状態。 2 飛行機やシールド(掘進機)など筒状の胴体をもつ機械類の、中ほどの部分。
チョッキ
《(ポルトガル)jaquetaからか》袖なしの短い胴着。ベスト。ジレ。
ちんせい‐い【鎮静衣】
着用者を拘束する目的の衣服。袋状の長い両袖を胴体に巻いて固定したり、首だけが出た袖がない上着を着せたりする。戒具として使うほか、自傷行為の防止のために用いる。拘束衣。
チーハー【字華】
《(中国語)》36種の熟語を記した紙を配り、胴元の伏せた熟語を予想するとばく。中国本土で流行し、明治期、日本にも伝わった。
つくり‐おび【作り帯】
簡単に締められるように、あらかじめ結んだ形に加工してある帯。結びと胴の部分が分かれている二部式のものと、一本の帯を切らずに作ったものとがある。→付け帯
つけ‐おび【付(け)帯】
1 お太鼓と胴の部分とを別々に仕立てた女帯。大正の末ごろ簡単に締められるように考案された。文化帯。軽装帯。結び帯。 2 武家の婦人が夏季の礼服に用いた下げ帯。
つち‐の‐こ【槌の子】
1 小槌(こづち)。 2 額(ひたい)と後頭部が突き出た頭。さいづちあたま。 3 胴の太い、蛇の一種という想像上の動物。 4 不器用な人。特に、裁縫がへたな女。「大方は針手の利かぬ—は」〈浮・禁...
つづみ【鼓】
1 古く日本で、中空の胴に皮を張って打ち鳴らす楽器の総称。 2 中央が細くくびれた木製の胴の両端に皮を当てて、ひもで締めた打楽器。能楽・歌舞伎囃子(ばやし)などの大鼓・小鼓、雅楽の三の鼓などがあ...