もや‐つ・く
[動カ五(四)] 1 むしゃくしゃする。むかむかする。もやくる。「胸に—・くものがあった」 2 物事がごたごたする。ごたつく。もやくる。「魂据ゑて返事せろと—・く後に」〈浄・宵庚申〉
もり‐もり
[副] 1 旺盛(おうせい)な食欲でどんどん食べるさま。「—(と)食べる」 2 盛んな意欲で物事をするさま。「—(と)勉強する」 3 勢いよくふくらむさま。「筋肉で—(と)した胸板」「勇気が—(...
もろて‐のし【諸手伸し】
日本泳法の一。横泳ぎの姿勢で、両手をそろえて胸の付近から体に沿ってかくと同時に足をあおる泳ぎ方。
もろ‐はず【双筈/諸筈/両筈】
相撲で、両手の親指と他の指を広げて矢筈(やはず)の形にし、相手のわきや胸などを押すこと。
や‐げん【薬研】
1 漢方医などが生薬を粉末にするのに用いる金属製の器具。細長い舟形で、中央がV字形にくぼんでいるもの。中に生薬を入れ、円板形の車に通した軸を両手でつかみ、前後に回転させて押し砕く。くすりおろし。...
やつか‐ひげ【八束鬚】
長いひげ。「—、胸の前(さき)に至るまで、啼きいさちき」〈記・上〉
やど‐かり【宿借り】
1 (「寄居虫」とも書く)十脚目ヤドカリ科・ホンヤドカリ科・オカヤドカリ科などの甲殻類の総称。エビとカニの中間に位置する。浅海にすみ、頭胸部は硬いが、腹部は軟らかいので巻き貝の空き殻に入れて保護...
やまい【病】
1 病気。わずらい。「胸の—」 2 欠点。短所。悪い癖。「酒を飲みすぎるのが彼の—だ」 3 気がかり。心配。苦労の種。「旦那の—になされた中国、北国(=米)残らず売って」〈浄・歌念仏〉 4 詩歌...
やま‐しょうびん【山翡翠】
カワセミ科の鳥。全長28センチくらい。頭は黒、胸は白、背が青藍色で、腹と太いくちばしと脚が赤色。中国・東南アジアにみられ、日本では迷鳥。
や・む【病む】
[動マ五(四)] 1 病気になる。わずらう。「久しく—・んでいる」 2 傷などが痛む。「私も、何様なに—・んだろうと思ってね」〈小杉天外・魔風恋風〉 3 病気におかされる。「胸を—・む」「リュー...