きょう‐かい【胸懐】
胸のうち。心。胸襟。
きょう‐かく【胸膈】
1 胸と腹との間。また、胸部。むね。 2 胸のうち。心中。「不肖の臣が—を苦しめ砕くは」〈浄・近江源氏〉
きょう‐かく【胸郭】
胸部の外郭をつくるかご状の骨格。胸椎(きょうつい)・肋骨(ろっこつ)および胸骨からなり、心臓・肺などの臓器を支え保護する。
きょうかく‐せいけいじゅつ【胸郭成形術】
肺結核に用いられた外科療法。肋骨(ろっこつ)の一部を切除して胸郭を狭め、結核の空洞を押しつぶすもの。
きょう‐かん【胸間】
1 胸のあたり。「—に輝く勲章」 2 胸のうち。「—に秘めた思い」
きょう‐き【驚悸】
[名](スル)驚いて胸がどきどきすること。「元来彼は死と云うと、病的に—する種類の人間で」〈芥川・枯野抄〉
きょうきょう‐くまん【胸脇苦満】
漢方の腹診で、みぞおちから胸のわきにかけて充満した感じで苦しく、肋骨(ろっこつ)の下を押すと抵抗がある症状。
きょう‐きん【胸筋】
胸部にある筋肉群。大胸筋とその奥層の小胸筋とがあり、上肢の運動や呼吸に関与する。
きょう‐きん【胸襟】
胸のうち。心の中。
きょう‐くう【胸腔】
「きょうこう(胸腔)」の慣用読み。医学でいう。