きょう‐しょう【胸牆/胸墻】
敵弾を防ぐために、また、味方の射撃の便をよくするために、胸の高さほどに築いた盛り土。胸壁。
きょう‐しょう【胸章】
胸につける記章。
きょう‐しんぞう【強心臓】
度胸があって何事も恐れないこと。また、恥知らずで厚かましいこと。
きょうじょ‐しぎ【京女鷸】
シギ科の鳥。全長22センチくらい。夏羽は、頭に黒い線があり、胸は黒く、腹は白、背から尾にかけては赤褐色と黒の斑模様。北半球北部で繁殖し、冬は南半球まで渡る。日本では旅鳥として春・秋に干潟や川原で...
きょう‐すい【胸水】
胸膜腔に貯留した液。通常は少量が胸膜の表面をうるおしているが、胸膜炎・肺癌(はいがん)・肝硬変などの際に増加する。
きょう・する【拱する】
[動サ変][文]きょう・す[サ変]両手を胸の前で重ね合わせる。こまぬく。中国古代の礼法の一。「立って—・するが礼なりとて」〈風流志道軒伝・一〉
きょう‐ずい【胸髄】
脊髄のうち、胸椎の中を通る部分。
きょう‐せい【胸声】
胸部に響かせるようにして出す、低声区の声。→声区
きょう‐せん【胸腺】
リンパ節に似た構造をもち、T細胞とよぶ細胞性免疫を受け持つリンパ球の分化・増殖に関与する器官。人間では胸骨の後ろ側、左右の肺の間の前部にある葉状の腺組織。幼時に発達するが思春期以降は退縮する。
きょうせん‐リンパたいしつ【胸腺リンパ体質】
全身のリンパ節や胸腺が肥大する体質。抵抗力が弱く、わずかの刺激に強く反応し、急死することがある。