せわり‐ぐそく【背割具足】
鎧(よろい)の一。胸から胴を覆うもので、引き合わせが背中にあるもの。腹巻き。
せん‐しゃく【疝癪】
胸や腹などがさしこんで痛む病気。さしこみ。
せんだん‐の‐いた【栴檀の板】
大鎧(おおよろい)の付属具。右の肩から胸にかけてつけ、胸板の右の隅のすきまをおおう札(さね)仕立ての板。高紐(たかひも)を切られるのを防ぐ。贈(おくり)の板。
せんてんせい‐おうかくまくヘルニア【先天性横隔膜ヘルニア】
生まれつき横隔膜が欠損しているため、腹腔にあるべき内臓が胸腔内へ飛び出ている病気。肺の形成不全や出生後の呼吸困難を伴うことがある。
ゼッケン
《(ドイツ)Decke馬の背にしく毛布からといわれる》競技者や競走馬などが、胸や背などにつける、番号を書いた布。また、その番号。ナンバーカード。
ぜんきょうせん‐ホルモン【前胸腺ホルモン】
昆虫の幼虫の前胸腺から分泌されるホルモン。アラタ体ホルモンとともに脱皮・変態に関係する。→エクジソン
ぜん‐し【前翅】
昆虫の前部の一対の翅(はね)。中胸から生じる。甲虫では上翅ともいう。まえばね。
そうぎし【僧祇支】
《(梵)saṃkakṣikāの音写》袈裟(けさ)の下につける衣。左肩に掛けて胸・わきを覆う。インドで比丘尼(びくに)にのみ着用が許された。
そうし‐ちょう【相思鳥】
チメドリ科ソウシチョウ属の鳥。全長約15センチ。背中が暗緑色で、胸は橙色、くちばしが赤い。鳴き声がよく、姿も美しいので、古くから飼い鳥にする。中国南部からインドにかけて分布する。
そうどう‐きかん【相同器官】
互いに相同の関係にある器官。人間の手と犬の前足と鯨の胸びれとコウモリの翼など。