いごん‐のうりょく【遺言能力】
遺言をなしうる法的資格。満15歳に達した者で、意思能力があれば、だれでも遺言できる。
いし‐のうりょく【意思能力】
自分の行為の性質を判断できる精神的能力。判断能力。
かんり‐のうりょく【管理能力】
1 経営や取り締まりの手腕。 2 財産を管理しうる法律上の能力。未成年者・成年被後見人はこの能力がないとされる。
きょうどうがた‐もんだいかいけつのうりょく【協働型問題解決能力】
OECD(経済協力開発機構)が3年に一度実施する学習到達度調査PISA(ピザ)の出題科目の一つ。他者と協力して問題の解決にあたる能力を測るもので、2015年に追加された。
ぎむ‐のうりょく【義務能力】
一定の義務を負うことのできる法律上の資格。
くうかんにんしき‐りょく【空間認識力】
三次元空間における物体の状態や関係(位置・方向・形状・姿勢・間隔・速度など)を、すばやく正確に把握する能力。平面図から立体的な空間を想像したり、球技で飛んでくるボールの軌道を瞬時に把握したりする...
けんり‐のうりょく【権利能力】
権利および義務の主体となることができる法律上の資格。自然人は出生により、法人は設立行為の完了によってこれを取得する。義務能力。→法人格
げんてい‐せきにんのうりょく【限定責任能力】
刑事責任能力が十全ではないとして、その者の犯した罪に対する刑が減軽されること。刑法上、心神耗弱(こうじゃく)者がこれにあたる。
げんてい‐のうりょく【限定能力】
民事法において、制限されている人の行為能力。未成年者・成年被後見人などの行為能力がこれにあたる。
こうい‐のうりょく【行為能力】
民法上、法律行為を単独ですることのできる能力。→制限行為能力者