しぼう‐さいぼう【脂肪細胞】
多量の脂肪を含む細胞。脂肪組織を構成する。
しぼう‐さん【脂肪酸】
カルボキシル基を1個もち、炭素原子が鎖状に連結したカルボン酸の総称。一般式RCOOHで表され、飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸とに大別される。
しぼうさん‐メチルエステル【脂肪酸メチルエステル】
脂肪または脂肪酸とメチルアルコールから生成されたエステル。ふつう植物油脂をアルカリ触媒などでエステル交換することで得られる。軽油とよく似た性質をもち、生物由来のバイオディーゼル燃料として利用され...
しぼう‐しつ【脂肪質】
1 脂肪を成分とする物質。 2 脂肪の多い体質。
しぼう‐しゅ【脂肪腫】
脂肪細胞が増殖してできる良性腫瘍(しゅよう)。皮下や筋肉の間などに発生し、こぶのようになる。リポーマ(lipoma)。
しぼう‐しゅし【脂肪種子】
貯蔵物質として多量の脂肪を含む種子。ダイズ・ゴマ・アブラナなど。
しぼう‐せん【脂肪腺】
⇒皮脂腺(ひしせん)
しぼう‐そしき【脂肪組織】
主として脂肪細胞が多く集まっている結合組織。主に脊椎動物にみられ、臓器の周囲や皮下などにあって、外部の衝撃からの保護、栄養の貯蔵、保温などの働きをする。
しぼう‐ぞく【脂肪族】
脂肪族化合物のこと。
しぼうぞく‐かごうぶつ【脂肪族化合物】
鎖式(さしき)化合物の異称。これに属する脂肪や脂肪酸が初めによく知られていたことによる名称。脂肪族。→芳香族化合物