しぼう‐ちゅうにゅう【脂肪注入】
1 美容外科で、容姿を整えるために、腹部や臀部などの余分な脂肪を胸や頰などに注入すること。 2 食肉の風味や食感を改善するために脂肪を注入すること。
しぼうのかたまり【脂肪の塊】
《原題、(フランス)Boule de Suif》モーパッサンの小説。1880年刊。普仏戦争中、占領下ルーアンから脱出する乗り合い馬車の乗客の「脂肪の塊」とよばれる人のよい娼婦を主人公に、同乗者た...
しぼう‐ぶとり【脂肪太り】
脂肪過多の、ぶくぶくして締まりのない太り方。
しぼう‐ゆ【脂肪油】
油脂のうち、常温で液状をしている脂肪。大豆油・ごま油など。
し‐ゆ【脂油】
1 脂肪のうち、常温で液状になるもの。脂肪油。 2 脂肪と油。
しようせい‐ビタミン【脂溶性ビタミン】
油脂に溶けるビタミン。ビタミンA・D・E・Kなど。必要以上に摂取すると体内に蓄積し、ビタミン過剰症を起こすことがある。油溶性ビタミン。
し‐ろう【脂漏】
皮脂腺の分泌が過剰な状態。青春期後に鼻や頭部にみられる油性脂漏と、「ふけ」と一般によぶ乾性脂漏とに大別される。皮脂漏。
やに【脂/膠】
1 樹木の分泌する粘液。また、その固まったもの。樹脂。 2 タバコを吸ったときにキセルやパイプにたまる褐色の粘液。 3 目やに。
やに‐こ・い【脂こい】
[形][文]やにこ・し[ク] 1 やにの成分が多い。粘りけが多い。「—・い材質」 2 しつこい。くどい。「—・い男」 3 か弱い。もろい。「そないに—・い普請やない」〈上司・太政官〉
やに‐さが・る【脂下(が)る】
[動ラ五(四)]《2が原義》 1 気取って構える。得意になってにやにやする。「色男ぶって—・る」「—・った顔つき」 2 やにが吸い口の方へ下がるように、雁首を上げてキセルをくわえる。「きせる斜め...