わき‐し【脇師】
能で、ワキを務める役者。
わき‐しょうじ【脇障子】
神社・書院の側面の縁の、行き止まりの所に設ける衝立(ついたて)状の仕切り。
わき‐じゃみせん【脇三味線】
長唄・浄瑠璃などで、2挺(ちょう)以上の三味線で演奏する場合、立(たて)三味線(首席演奏者)の脇に座って補佐する演奏者。また、その三味線弾きとしての格式。
わき‐じょうめん【脇正面】
《「わきしょうめん」とも》能舞台で、シテ柱と目付(めつけ)柱との間の所、およびその外縁の観客席。舞台に向かって左側面にあたる席。脇正(わきしょう)。
わき‐ぜん【脇膳】
会席料理で、一の膳のわきに置かれる膳。一の膳に置ききれない料理を載せるもので、二の膳・三の膳とは別。
わき‐ぞなえ【脇備え】
陣立てで、本陣の左右につく部隊。
わき‐たけ【脇丈】
洋裁で、ズボン・スカートではウエストラインから裾(すそ)まで、ワンピースでは袖ぐりの下から裾までの寸法。
わき‐たゆう【脇太夫】
浄瑠璃の一座で、首席の太夫に次ぎ、第二位に位置する太夫。脇語り。
わき‐だち【脇立】
⇒脇士(きょうじ)
わき‐だて【脇立】
兜(かぶと)の立物(たてもの)の一。兜の鉢の左右に立てて装飾とするもの。