けっかんめいそうしんけい‐はんしゃ【血管迷走神経反射】
何らかの原因で迷走神経の働きが活発になり、末梢血管が拡張して、徐脈や血圧の低下、失神などを起こすこと。 [補説]採血時に気分が悪くなったり、朝礼などで長時間立ち続けている際に貧血を起こすことなど...
けっせんせいけっしょうばんげんしょうせい‐しはんびょう【血栓性血小板減少性紫斑病】
全身の細動脈や毛細血管に微小な血栓が詰まることで、血小板減少症・溶血性貧血・腎機能障害・発熱・精神神経症状が現れる、重篤な全身性疾患。指定難病の一つ。TTP(thrombotic thrombo...
けっ‐たい【結滞】
[名](スル)心臓の拍動につれて送り出される血液のリズムが乱れること。脈の打ち方が不規則になること。
けっとうち‐スパイク【血糖値スパイク】
食後の短時間だけ血糖値が急激に上がり、その後、正常値に戻ること。食後血糖値が140mg/dl以上あると、糖尿病や動脈硬化症になる危険性が高まることが知られている。グルコーススパイク。
けつ【血】
[音]ケツ(漢) ケチ(呉) [訓]ち [学習漢字]3年 〈ケツ〉 1 ち。「血圧・血液・血管/献血・止血・出血・心血・鮮血・吐血・貧血・輸血・流血・冷血」 2 血のつながり。「血族・血統・血...
けつ‐あつ【血圧】
血液が動脈血管内を流れているときに示す圧力。ふつう上腕部で測る。心臓が収縮して血液を送り出したときの最大血圧(収縮期血圧)と、弛緩(しかん)したときの最小血圧(拡張期血圧)とで示す。
けつまくか‐しゅっけつ【結膜下出血】
結膜の毛細血管が破れて内出血した状態。白目の部分が赤くなる。外傷や急性結膜炎、くしゃみや咳などが原因で起こる。動脈硬化・高血圧・糖尿病・貧血・白血病などの全身疾患に伴って起こる場合もある。出血は...
けつ‐みゃく【血脈】
1 血管。 2 血のつながり。血すじ。血統。けちみゃく。「源氏の—を伝える一族」 3 ⇒けちみゃく(血脈)2・3 [補説]書名別項。→血脈
けつりゅういそんせい‐けっかんかくちょうはんのう【血流依存性血管拡張反応】
血流の増加に伴って血管が拡張すること。止血後に血流を再開すると、血管内皮細胞が刺激され、血管拡張物質である一酸化窒素を放出し、血管が拡張する。動脈硬化の検査に用いられる。FMD(flow-med...
けつりゅういそんせいけっかんかくちょうはんのう‐けんさ【血流依存性血管拡張反応検査】
血流の増加に伴う血管の拡張率を測定することで、血管内皮細胞の機能を調べる検査。動脈硬化の早期診断に用いられる。FMD検査。→血流依存性血管拡張反応