じょう‐だいじょうみゃく【上大静脈】
頭部・頸部(けいぶ)・両上肢および胸部などからの血液の集まる静脈幹。右心房に注ぐ。
じょう‐ちゅう【静注】
「静脈注射」の略。
じょうねん‐だけ【常念岳】
長野県西部、飛騨山脈中部にある槍ヶ岳や穂高岳の前山をなす常念山脈の主峰。標高2857メートル。
じょう‐みゃく【静脈】
末梢の毛細血管網から血液を心臓に向けて送る血管。小・中静脈を経て上下の大静脈となり、心臓に戻る。動脈に比べて壁が薄く、中静脈以降には弁があって逆流を防ぐ。→動脈
じょうみゃく‐けつ【静脈血】
静脈内を流れる血液。体の各組織から受け取った老廃物や炭酸ガスを多量に含み、ヘモグロビンが酸素と結合していないため暗赤色を示す。高等動物では肺動脈にも流れる。
じょうみゃく‐さんぎょう【静脈産業】
生産・消費活動から排出・廃棄される不要物を回収し、再生利用・再資源化したり適正に処分したりする産業。動物の循環系で老廃物や二酸化炭素を回収する静脈になぞらえたもの。→動脈産業
じょうみゃく‐ちゅうしゃ【静脈注射】
静脈内に薬液を入れる注射。血行を介して速やかに全身に行きわたる。静脈内注射。静注。
じょうみゃく‐どちょう【静脈怒張】
静脈が拡張・鬱滞(うったい)して、膨れあがって見える状態。
じょうみゃくない‐ちゅうしゃ【静脈内注射】
⇒静脈注射
じょうみゃく‐にんしょう【静脈認証】
生体認証の一。手のひらや指の静脈の形状をあらかじめ登録しておき、本人確認に利用する方法。静脈は人によって形状が異なり、また体内にあるため偽造されにくい。キャッシュカード・入退室管理装置などに用い...