あさ‐すず【朝涼】
夏、朝のうちの涼しいこと。また、その時分。《季 夏》「—や肌すべらして脱ぐ寝間着/草城」
うば‐かわ【姥皮】
昔話で、身に着けると老女の姿になるという想像上の衣。脱ぐと、もとの美男か美女の姿に戻り、幸福になるとされる。
かた‐ぬぎ【肩脱ぎ】
1 着物の上半身の部分を脱ぐこと。また、その状態。はだぬぎ。「—になる」 2 平安時代、節会(せちえ)などの席で、袍(ほう)の肩を脱いでくつろぐこと。 3 能装束の着方の一。上衣の法被(はっぴ)...
片肌(かたはだ)脱(ぬ)・ぐ
《ひと仕事するとき、片肌脱ぎになるところから》他人に力を貸す。助力する。ひと肌脱ぐ。「友人のために—・ぐ」
くつ‐ぬぎ【沓脱ぎ/靴脱ぎ】
1 玄関や縁側の上がり口の、履物を脱ぐ所。 2 「沓脱ぎ石」の略。
下紐(したひも)解(と)・く
(「解く」が四段活用の場合)《下紐を解いて衣服を脱ぐ意から》男女が共寝をする。「われならで—・くな朝顔の夕影またぬ花にはありとも」〈伊勢・三七〉 (「解く」が下二段活用の場合) 1 下紐が解...
シャッポを脱(ぬ)・ぐ
脱帽する。降参する。兜(かぶと)を脱ぐ。「あの男の頑固さには、さすがの私も—・ぐよ」
手套(しゅとう)を脱(だっ)・す
手袋を脱ぐ。見せかけをやめて、本来の力を示すことのたとえ。
じょ‐そう【除喪】
喪に服している期間が終わって喪服を脱ぐこと。除服。いみあけ。
じょ‐ぶく【除服】
喪の期間が終わって、喪服を脱ぐこと。また、喪が明けること。いみあけ。