だっ‐とう【脱刀】
腰に帯びている刀をとりはずすこと。また、帯刀をやめること。
脱兎(だっと)の勢(いきお)い
逃げるウサギのような速さ。非常に速いことのたとえ。「—で家を出た」
だっ‐とん【脱遁】
[名](スル)抜け出し逃げること。「児を懐ろにして—し、走る」〈織田訳・花柳春話〉
だっ‐ぱん【脱藩】
[名](スル)江戸時代、武士が藩籍を抜けて浪人になること。「庄内自余の—士等に漸次(しだい)に領内へ斫(き)り込まれ」〈染崎延房・近世紀聞〉
だっ‐ぴ【脱皮】
[名](スル) 1 昆虫類や爬虫(はちゅう)類などが、成長のため古くなった外皮を脱ぎ捨てること。 2 古い考え方や習慣から抜け出して新しい方向に進むこと。「旧弊からの—を図る」
だっぴ‐そがいざい【脱皮阻害剤】
⇒昆虫成長制御剤
だっぴ‐そくしんざい【脱皮促進剤】
⇒昆虫成長制御剤
だっぴ‐ホルモン【脱皮ホルモン】
脱皮を起こさせるホルモン。昆虫では前胸腺ホルモン、甲殻類ではY器官のホルモン、脊椎動物では甲状腺ホルモンなど。
だっ‐ぷん【脱糞】
[名](スル)大便をすること。
だっ‐ぽう【脱法】
法律に触れないような方法で法律で禁止していることを行うこと。うまく法の裏をかくこと。「—行為」