インフルエンザ‐のうしょう【インフルエンザ脳症】
インフルエンザをきっかけとして脳にむくみが生じる病気。6歳以下の幼児に多い。発熱に続き、痙攣(けいれん)・意識障害・異常行動などの症状がみられる。致死性があり、治癒しても後遺症が残ることもある。...
うし‐かいめんじょうのうしょう【牛海綿状脳症】
ウシの脳が萎縮して海綿状(すき間が多数あるスポンジ状)になる感染性の中枢神経疾患。異常型プリオンが原因で発症するといわれ、発症後は運動機能の低下や異常行動を起こし、死に至る。感染したウシを原料と...
かんせい‐のうしょう【肝性脳症】
肝機能の低下に伴って意識障害・興奮・抑鬱・昏睡などの中枢神経症状がみられること。肝臓で解毒できなくなったアンモニアなどの有害物質が、体内に蓄積されることで発症するとされる。
きゅうせい‐のうしょう【急性脳症】
原因不明の中枢神経障害。突然に発症し、高熱・痙攣(けいれん)などの症状があり、重くなると意識不明となり死亡する。
そせいご‐のうしょう【蘇生後脳症】
心停止が3〜5分以上続いた後に心拍が再開した場合にみられる脳障害。脳への酸素供給が途絶えることで起こる。
ていさんそせい‐のうしょう【低酸素性脳症】
⇒低酸素脳症
ていさんそ‐のうしょう【低酸素脳症】
循環器や呼吸器の不全により、酸素の供給が不足し、脳に障害をきたした状態。心筋梗塞・心停止・窒息などが原因となって起こる。心停止が3〜5分以上続くと、呼吸が再開しても重篤な脳障害(蘇生後脳症)が残...
でんたつせい‐かいめんじょうのうしょう【伝達性海綿状脳症】
プリオン病の別名。TSE(transmissible spongiform encephalopathy)。
のう‐しょう【脳症】
高熱または重病のために脳に障害を起こした状態。
ボクサー‐のうしょう【ボクサー脳症】
慢性外傷性脳症の異称。頭部に繰り返し衝撃を受けた人に起こる、進行性の精神・神経症状。引退したプロボクサーにパーキンソン病や認知症に似た神経変性疾患が多くみられたことから。プロレスリング・アイスホ...