い‐こう【胃腔】
1 動物の胃の内腔。 2 海綿動物の体内の腔所。
かん‐くう【管腔】
「かんこう(管腔)」の慣用読み。医学でいう。
かん‐こう【管腔】
管状の器官の内側の空間。内腔。ルーメン。 [補説]医学では慣用的に「かんくう」という。
かんせつ‐こう【関節腔】
関節の、滑液で満たされている腔所。
きょう‐くう【胸腔】
「きょうこう(胸腔)」の慣用読み。医学でいう。
きょう‐こう【胸腔】
胸膜で覆われた、胸郭の内部。肺・心臓などを収める。 [補説]医学では慣用的に「きょうくう」という。
きょうまく‐くう【胸膜腔】
肺を二重に包む胸膜の壁側胸膜と臓側胸膜に囲まれた部分。
ぎ‐くう【偽腔】
動脈解離・大動脈解離で、本来の血流路である動脈内腔(真腔)とは別に、血管壁内に形成される血流路。
くもまくか‐くう【蜘蛛膜下腔】
脳と脊髄(せきずい)を包む髄膜のうち、軟膜とクモ膜の間にある空間。脳脊髄液で満たされている。
こう【腔】
[人名用漢字] [音]コウ(カウ)(呉)(漢) クウ(慣) 体内で空になっている所。「胸腔・口腔・体腔・鼻腔・腹腔・満腔」 [補説]医学では「口腔」「鼻腔」の場合に「クウ」と読む。