こし‐びょうぶ【腰屏風】
立っている人の腰の高さくらいの、丈の低い屏風。《季 冬》
こし‐びょうろう【腰兵糧】
当座の用に、腰につけて携える食糧。「—の器物(うつはもの)引きちぎり」〈浄・鑓の権三〉
こし‐ぶとん【腰布団】
冷えないように腰にあてる小さな布団。ひものついた長方形のもの。《季 冬》
こし‐ぶみ【腰文】
書状の包み紙の端を上から中ほどまで細く切って、ひものようにしたものを巻いて帯封とし、先を挟んで墨で封じ目をつけたもの。封じ目が包み紙の腰の辺りにあるのでいう。腰状。切り封。切り封じ。
こし‐べん【腰弁】
「腰弁当」の略。
こし‐べんとう【腰弁当】
1 腰に弁当をさげること。また、その弁当。 2 《江戸時代、勤番の下侍が腰に弁当をさげて出仕したところから》毎日弁当を持って出勤する人。下級官吏や安月給取りのこと。
こし‐ぼそ【腰細】
[名・形動] 1 腰がほっそりとしていること。また、そのさま。美人の形容。「—な和服姿」 2 「腰細蜂(こしぼそばち)」の略。
こしぼそ‐ばち【腰細蜂】
ジガバチの別名。
こし‐ぼね【腰骨】
1 腰の骨。 2 忍耐強く、やりとおす気力。こしっぽね。「—の強い人」
こし‐まえだれ【腰前垂れ】
衣服の上から腰につける前垂れ。