取(と)っても付(つ)かぬ
まったく寄せつけようとしない。そっけない。「—挨拶に、重ねて返す詞(ことば)なく」〈浄・二つ腹帯〉
とのさま‐がえる【殿様蛙】
アカガエル科のカエル。体長5〜9センチ。背面は緑色ないし褐色で黒色斑紋があり、背の中央を黄色の線が走る。腹面は白または淡黄色。5〜8月に水田や池に寒天質の大きな卵塊を産む。金線蛙(きんせんがえる)。
とび‐うお【飛魚】
1 トビウオ科の海水魚。全長約35センチ。背中が銀青色、腹が白い。大きな胸びれ・腹びれを広げて海面上を飛ぶ。本州中部以南に分布。食用。ほんとび。あご。つばめうお。とんぼうお。とび。《季 夏》 2...
とび‐えい【鳶鱝】
エイ目トビエイ科の海水魚。全長約1.8メートル。体は菱形。尾は全長の約3分の2。毒針がある。背面は黒褐色で腹面は白色。
とびすけ【飛び介/飛び助】
《「突飛な者」あるいは「飛び上がり者」を人名のように表した語》軽率で落ち着きのない者。おっちょこちょい。また、浮かれ者。「常も利介は—で」〈浄・二つ腹帯〉
とび‐むし【跳虫/飛虫】
1 トビムシ目の昆虫の総称。体長1〜5ミリで、翅(はね)はない。腹部に跳躍器をもち、よく跳ねる。湿気の多い所をこのむ。粘管類。のみむし。 2 端脚目ヨコエビ亜目の甲殻類。体長約1センチで、多くは...
と‐ふく【屠腹】
[名](スル)切腹。割腹(かっぷく)。
ともえ‐なげ【巴投げ】
柔道の捨て身技の一。相手を前方へ崩して、自分はからだを後方へ捨て、片足を相手の下腹に当てて、相手と巴の形になりながら頭越しに回転させて投げる技。
とら‐が【虎蛾】
1 トラガ科の昆虫。翅(はね)は黒色で、前翅には黄白色の、後翅には橙黄色の斑紋があり、腹部には橙黄色の横縞がある。 2 鱗翅(りんし)目トラガ科の昆虫の総称。おおむね昼飛性。翅は派手な色彩のもの...
と‐り【肚裡/肚裏】
腹の中。心中。