もうよう‐せんちゅう【毛様線虫】
毛様線虫科の線虫の総称。人間の小腸に寄生する東洋毛様線虫は体長4〜8ミリほどで、孵化(ふか)した幼虫を経口摂取して感染する。多数寄生では腹痛・下痢・貧血などの症状を呈する。羊・牛や鳥に寄生するも...
もごよ・う
[動ハ四] 1 うねって行く。のたくる。「八尋鰐(やひろわに)になりて、はひ—・ひき」〈記・上〉 2 足腰が立たず腹ばいになって行く。「逃げてたゆれ—・ひつつ往けば」〈宇津保・楼上上〉
もしゃ‐くしゃ
[副](スル)「むしゃくしゃ」に同じ。「胸の中が—して」〈谷崎・異端者の悲しみ〉 [名]「むしゃくしゃ」に同じ。「夫の腹の底に在る—を殺(そ)いで」〈露伴・五重塔〉 [形動]「もじゃも...
もだ‐もだ
[副](スル)あれこれと思い悩むさま。「空腹を癒しかねて—していると」〈紅葉・多情多恨〉
もち‐ばら【餅腹】
餅を食べて満腹した腹。
もって‐の‐ほか【以ての外】
[名・形動] 1 とんでもないこと。けしからぬこと。また、そのさま。「—な(の)振る舞い」 2 予想を越えて程度がはなはだしいこと。また、そのさま。「事の由を人の風説(うわさ)に伝え聞て、—なる...
もつ‐ご【持子】
コイ科の淡水魚。池沼や細流にすみ、全長8センチくらい。体は細長く、口は小さい。背部は黒ずむが、体側から腹部は銀白色。春から夏に水草や石に産卵し、雄が卵を守る。関東以南に分布するが、東北・北海道で...
もと‐の‐うえ【本の上】
以前の奥方。「離れ給ひし—は、腹を切りて笑ひ給ふ」〈竹取〉
もど・る【戻る】
[動ラ五(四)] 1 もとの場所に帰る。「家に—・る」「席に—・る」 2 進んだ方向と逆の方向へ引き返す。「来た道を—・る」 3 もとの状態にかえる。旧に復す。「よりが—・る」「振り出しに—・る...
もの‐ねたみ【物妬み】
あれこれと嫉妬(しっと)すること。「さすがに腹あしくて—うちしたる」〈源・若菜下〉